海外向けホームページ制作 完全ガイド〔費用相場・制作会社の選び方・必須要素〕

海外向けホームページ・英語サイト・多言語コーポレートサイトの費用相場と制作会社選びの7基準を解説。20言語以上の制作実績をもつUDXが、失敗パターンから必須要素まで完全ガイド。

海外向けホームページ制作 完全ガイド〔費用相場・制作会社の選び方・必須要素〕

この記事のポイント
- 海外向けホームページの費用相場は、テンプレート翻訳30〜80万円/セミオーダー多言語化150〜400万円/フルオーダー多言語サイト400〜1,200万円/エンタープライズ5言語以上1,500万円〜が標準レンジ
- よくある失敗3つ:①日本語サイトをそのまま機械翻訳 ②現地キーワード調査をしない ③hreflang・URL構成を後回し。いずれも初期段階で潰さないと後工程の再制作コストが膨大化
- 制作会社選びの7基準:海外案件実績/多言語SEO専門性/ネイティブコピーライティング/運用後改善体制/HubSpot/CRM連携/対応言語数/料金透明性
- 海外向けサイトに必須の8要素:ネイティブ翻訳・hreflang・国別検索エンジン対応・Core Web Vitals最適化・現地時間/通貨/連絡先・RTL対応・CRM自動連携・継続更新フロー
- UDXは英語・中国語(簡/繁)・韓国語・タイ語・ベトナム語・スペイン語・ポルトガル語・ドイツ語・フランス語・アラビア語など20言語以上のサイト制作実績。多言語SEO/HubSpot連携/運用後リード獲得まで一気通貫

「海外向けにホームページを作りたいが、いくらかかるのか・どこに頼めばいいのか分からない」——本記事では、海外向けWebサイト・英語サイト・多言語コーポレートサイトの費用相場・制作会社の選び方・失敗パターンを、UDXが200社以上の海外サイト構築で得た知見をもとに整理します。

海外向けホームページ制作の費用相場

制作タイプ費用相場制作期間適した企業
テンプレート+日本語サイト翻訳30〜80万円1〜2ヶ月とにかく英語版を最速で立てたい
セミオーダー(既存サイト+多言語化)150〜400万円2〜4ヶ月既存サイトを活かしつつ海外SEO対応
フルオーダー多言語サイト(推奨)400〜1,200万円4〜6ヶ月海外でリード獲得・ブランディングを本気でやる
エンタープライズ多言語(5言語以上)1,500万円〜6〜12ヶ月グローバル全域展開・既に海外売上比率20%超

テンプレート翻訳は最も安価ですが、海外SEOで上位表示できず、リード獲得につながらない可能性が高い。中堅中小企業が海外で実際に成果を上げているのはセミオーダー以上のタイプ。逆にフルオーダー以上で1,000万円超の見積もりが出るケースでも、自社の海外売上目標と比較してROIが見合うか必ず検証が必要です。

よくある失敗パターン3つ

1. 日本語サイトをそのまま機械翻訳

Google翻訳プラグインや自動翻訳ツールに頼ると、現地ユーザーが「明らかに翻訳されたサイト」と認識し信頼度が激減。海外Googleでも上位表示されません。特にBtoB領域では、技術用語・業界慣習・契約用語の翻訳精度が問われ、機械翻訳のままだと「この会社は本当にうちと取引できる体制があるのか?」と疑念を持たれます。

2. 現地キーワード調査をしない

日本で使う業界用語を直訳しても、現地で検索されていない単語ということが頻発。例:日本の「展示会」≠現地の "trade show"/"exhibition"/"trade fair" のどれが使われるかは業界・地域で異なります。米国では trade show、英国では exhibition、製造業全般では trade fair が一般的というように、業界×地域マトリクスでの調査が必須。

3. hreflang・URL構成を後回し

多言語サイトはURL設計(ccTLD/サブドメイン/サブディレクトリ)とhreflangタグの実装が大前提。後付けは大幅な再制作コストにつながります。URL構成を変えると過去の被リンク資産も全て失われるため、初期設計の品質が後年の累積成果を決定づけます。

制作会社選びの7つの基準

  1. 海外案件の実績:自社業界・対象国の制作事例を最低3つ確認。BtoBとBtoC、製造業とサービス業では必要な設計が大きく異なるため、業界実績の有無を必ず確認。
  2. 多言語SEOの専門性:hreflang・現地キーワード調査・国別Search Console対応の有無。「SEOもやります」という会社は多いが、多言語SEOの実装経験がないと中途半端な結果になりがち。
  3. ネイティブ翻訳/コピーライティング:単なる翻訳ではなく英語コピーの再設計ができるか。翻訳と海外向けマーケティングコピー作成は別スキル。両方を提供できる体制かを確認。
  4. 運用後の改善体制:制作だけでなく、リード獲得・コンテンツ更新・LPOまで対応できるか。「作って終わり」の会社では海外リード獲得は実現しない。
  5. HubSpot/CRM連携:問い合わせがCRMに自動連携され営業に渡る仕組みがあるか。サイトとCRMが分断されているとリード対応が遅れて失注につながる。
  6. 対応言語数と各国市場知見:英語以外(中国語・韓国語・東南アジア・欧州言語)も内製対応か。再委託される場合、品質のブレと納期遅延のリスクが高まる。
  7. 料金の透明性:保守費・追加言語費・コンテンツ更新費が明示されているか。初期見積は安くても、運用フェーズで予想外の追加費用が発生するケースに注意。

海外向けサイトに必須の8要素

  • ネイティブ品質の翻訳/コピー(現地ユーザー視点):BtoBサイトは特に「専門用語の正確さ」と「業界慣習に沿った表現」の両立が必須。
  • hreflang/canonical の正確な実装:誤実装は多言語SEOで最大のつまずきポイント。実装後はGoogle Search Consoleのインターナショナルターゲティングレポートで定期検証。
  • 国別Google検索対応(Baidu/Naver等が必要な国は別途):中国本土はBaidu、韓国はNaver、ロシアはYandexのシェアが高いため、対象国に応じた追加対応を検討。
  • SSL・モバイル対応・Core Web Vitals 最適化:海外ではモバイル経由のBtoBリサーチも一般的。表示速度はGoogleランキング要因かつCV率に直結。
  • 現地時間・現地通貨・電話番号フォーマット対応:細部の現地化が信頼性を生む。「+1 555-xxx-xxxx」「+86 21-xxxx-xxxx」など国際電話表記の徹底。
  • RTL言語(アラビア語等)への対応可否:右から左に読むレイアウト設計はデザイン段階から組み込む必要あり。後付けは事実上不可能。
  • 問い合わせフォームのCRM自動連携:HubSpot/Salesforce等にリードが自動登録され、即座に営業へ通知される設計。
  • 多言語コンテンツの継続更新フロー:日本語サイトを更新したら多言語版も連動する運用ルール。手動運用だと半年で多言語版が陳腐化する。

UDXが選ばれる理由

UDXは英語・中国語(簡体/繁体)・韓国語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・スペイン語・ポルトガル語・ドイツ語・フランス語・アラビア語など20言語以上のサイト制作実績があります。多言語SEO、現地キーワード調査、HubSpot連携、運用後のリード獲得まで一気通貫で支援できる点が、200社の海外進出企業に選ばれる理由です。制作後の運用フェーズでも、月次のSEO改善・コンテンツ更新・LPO・KPIレビューまで継続伴走することで、サイトを「作品」ではなく「営業資産」として育てます。

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制作依頼前の準備チェックリスト

  • □ 対象国・対象言語の優先順位を決めたか
  • □ 現状の海外売上比率と目標値を数値化したか
  • □ 既存日本語サイトのコンテンツ棚卸しをしたか
  • □ 社内の英語対応リソース(または外部委託の方針)を確認したか
  • □ 制作後の運用体制(更新担当・予算・頻度)を想定したか
  • □ KGI/KPI(年間リード数・商談数・受注数)を設定したか

業界別の制作ポイント

製造業(精密部品・産業機械)

技術用語の正確な多言語化、製品スペックの体系的掲載、海外代理店探索の動線設計が重要。米欧の購買担当者は技術データシートのPDFダウンロードを重視。

食品・コスメ

現地規制対応(FDA・EU化粧品規則・成分表記)、ブランドストーリーの現地共感獲得、越境ECとの連動。BtoCに近い領域は写真・動画の品質がCVを左右。

SaaS・IT

英語ファーストでの設計、自由トライアル/デモ予約導線、価格表の透明性。海外SaaS購買担当者は「価格が明示されていないサイト」を敬遠する傾向。

医療機器

FDA/CE/PMDA等の認証情報明示、安全性データの整理、現地販売店探索ページ。規制業界ゆえに信頼性表示が最重要。

次のアクション

海外向けサイトの構築・リニューアルをご検討の方は、まずは無料30分相談で「自社にはどのタイプ・どの言語が最適か」を整理しましょう。

業界別 制作要件の違い

製造業(精密部品・産業機械)

技術用語の正確な多言語化、製品スペックの体系的掲載、海外代理店探索の動線設計が重要。米欧の購買担当者は技術データシートのPDFダウンロードを重視し、サイト訪問の70%以上がデータシート閲覧目的というデータも。CADデータ(STEP/IGES)の提供可否表示、認証情報(CE/UL/RoHS等)の明示、最小発注量(MOQ)の事前提示が、問い合わせ品質を大きく左右します。

食品・コスメ

現地規制対応(FDA・EU化粧品規則・成分表記)、ブランドストーリーの現地共感獲得、越境ECとの連動。BtoCに近い領域は写真・動画の品質がCVを左右。ハラル認証、ヴィーガン認証、オーガニック認証等の現地市場が求めるサーティフィケーションを明示することで、現地バイヤーの選定基準クリア確率が向上します。

SaaS・IT

英語ファーストでの設計、自由トライアル/デモ予約導線、価格表の透明性。海外SaaS購買担当者は「価格が明示されていないサイト」を敬遠する傾向。コンタクト前にプライシングを把握したいバイヤーが7割という調査結果もあり、価格表の公開有無がリード獲得効率を大きく分けます。Featuresページ、Comparisonページ(競合比較)、Customer Storiesページの3点セットがSaaS海外展開の標準構成。

医療機器

FDA/CE/PMDA等の認証情報明示、安全性データの整理、現地販売店探索ページ。規制業界ゆえに信頼性表示が最重要。臨床試験データの公開、専門学会への論文掲載実績、医師・専門家からの推薦動画などが信頼獲得に直結します。

サイト制作プロジェクトの典型的な進め方

Week 1-4:要件定義・市場リサーチ

対象国・対象言語の決定、競合サイト分析、現地ペルソナ設計、KGI/KPI設定。この段階の品質が後工程の成否を決めるため、慎重に時間をかけるべき。UDXでは2名以上のシニアコンサルタントが伴走し、現地リサーチを並行実施。

Week 5-8:デザイン・情報設計

サイトマップ、ワイヤーフレーム、デザインコンセプト、ファーストビューデザイン。多言語前提のレイアウト(文字長の違いに対応する可変設計)が必須。

Week 9-16:コーディング・コンテンツ制作

フロントエンド実装、CMS(HubSpot/WordPress)構築、コンテンツ翻訳・コピーライティング、画像・動画制作。多言語SEO実装もこの段階で完了。

Week 17-20:テスト・公開準備

多言語表示テスト、各国検索エンジンへのインデックス申請、Google/Baidu Analytics設定、CRM連携テスト、社内マニュアル作成。

Week 21-:公開後の運用改善

月次KPIレビュー、コンテンツ追加、LPO、SEO改善。サイトは公開してからが本番。

制作費を抑える5つのコツ

  1. 既存日本語サイトのコンテンツ棚卸し:海外でも有効なコンテンツを再利用すれば翻訳量を30〜50%圧縮可能
  2. 言語数を絞る:最初は英語+現地1〜2言語に絞り、効果検証後に追加
  3. テンプレート活用+カスタマイズ:完全フルオーダーではなく、HubSpotテーマやWordPressテーマをベースにカスタマイズ
  4. 段階公開:全ページ完成を待たず、コア5〜10ページから順次公開し、運用開始
  5. 機械翻訳+ネイティブポストエディット(MTPE):純ネイティブ翻訳より30〜50%安価。ただしCV直結ページは純ネイティブ推奨

制作後の運用に必要な体制

  • サイト管理者(社内1名):CMS基本操作、コンテンツ更新スケジュール管理
  • 多言語コンテンツ担当(社内or外部):日本語コンテンツ作成後、多言語版作成を依頼
  • SEO/分析担当(外部委託も可):月次SEOレポート、改善施策提案
  • リード対応担当(営業部内):問い合わせ受信→24時間以内に1次返信→商談化

小規模企業ならSEO/分析担当を外部委託、リード対応を兼任にすることで、社内0.5〜1名で運用可能。年商30億円超ならサイト管理者は内製化を推奨。

海外向けサイト制作 RFP(提案依頼書)の書き方

制作会社への見積依頼で品質の高い提案を引き出すためのRFP記載項目:

必須記載10項目

  1. プロジェクトの背景と目的(なぜ海外向けサイトが必要か)
  2. 対象国・対象言語の優先順位
  3. ターゲットペルソナ(業界・職種・購買フェーズ)
  4. KGI(年間リード数・商談数)とKPI(PV・CV率等)
  5. 必須機能(多言語フォーム・CRM連携・hreflang等)
  6. 既存資産(日本語サイト・コンテンツ・ブランドガイドライン)
  7. 予算レンジ(上限・下限)
  8. 希望スケジュール(公開希望日・段階公開可否)
  9. 運用体制(社内対応範囲・外部委託範囲)
  10. 選定基準(提案内容・実績・価格・体制の重み付け)

RFPなしで「とりあえず見積もってください」と依頼すると、各社の前提条件がバラバラになり比較できなくなります。RFPの精度がそのまま選定の精度を決めます。

海外向けサイト制作で発生する追加コストの落とし穴

項目追加費用目安見落とし防止策
翻訳追加(途中での言語追加)50〜300万円/言語初期で対象言語を確定
コンテンツ追加(途中でのページ追加)5〜30万円/ページサイトマップを事前確定
SEO監査・改善30〜100万円/回初期見積に含める
多言語CMSライセンス(WPML等)3〜10万円/年CMS選定時に確認
多言語版の継続翻訳費5〜30万円/月運用契約で明示
現地ホスティング・CDN5〜30万円/月対象国に応じて事前見積

制作会社選定時の比較表テンプレート

評価項目重み会社A会社B会社C
海外案件実績数20%
多言語SEO専門性15%
ネイティブコピー対応15%
運用後伴走力15%
提案内容の具体性10%
価格妥当性15%
担当者の業界知見10%
合計100%

このフォーマットで各社をスコアリングすることで「なんとなく一番話が合う会社」ではなく「客観的評価で最も優位な会社」を選定できます。

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よくある質問(FAQ)

英語サイトだけで海外SEOは効果ありますか?

英語圏(北米・欧州・東南アジア英語層)であれば有効。中国・韓国・中南米・中東を狙う場合は現地言語サイトが必須です。

既存の日本語サイトを多言語化する場合の費用は?

コンテンツ量と言語数によりますが、1言語追加で150〜400万円、SEO最適化込みで400万円〜が目安。

多言語サイトは何ヶ国語から始めるべき?

まずは「英語+ターゲット国2言語」の3言語構成が標準。一気に5言語以上は運用負荷で破綻するケースが多いです。

制作期間はどのくらいですか?

セミオーダー2〜4ヶ月、フルオーダー多言語4〜6ヶ月が目安。要件定義・現地リサーチに1〜2ヶ月確保するのが成功要因。

WordPressとHubSpot、どちらのCMSが良いですか?

リード獲得・CRM連携・改善PDCAを重視するならHubSpot推奨。低予算・更新頻度が低い場合はWordPressでも可。

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